人気ブログランキング | 話題のタグを見る
{"tag":"[#IMAGE|d0277274_01142446.jpg|201608/27/74/|mid|336|319#]","htmlTag":"","params":{"url":"align":"mid"}}

のんびり?ゆるい?

私たちが居住している街の話。
20011年の統計だけど、人口は1万5400人。
面積 133.67 km²。

5歳刻みで見た年齢層でいうと
60-64歳がピーク。そしてこの年齢層とその前後の5歳づつで
全人口の15%近くを占めてしまう。
そのもっと上の年齢層の人も入れれば15%は越えてしまう。
いわゆる退職者の街といってもいいかな。

静かできれいなのはいいことだけど
学校が続々閉鎖され、小さな子は隣町まで行かなければならない。
空き校舎ではグラウンドが犬の散歩集団で毎日にぎわっている。

のんびりというかゆるい感じ。
これだけお年寄りが多いから医療サービスが整っているかと思うと
それがなかなか、、、、、。

診察の予約を取るため電話しても直ぐには出ない。
留守電に切り替わって、こちらの電話番号を残す。
それが当たり前みたい。
そして、あちらからは掛かってこない。
それも当たり前みたい。
留守電のメッセージばっかり聞かされる。
それが当たり前みたい。

医者も絶対数が足りなくて、
周辺の人に聞いても、皆隣町へ通っているらしい。
う~ん、大丈夫?

郵便物も同じ。
とにかくアパートやマンションといった集合住宅が極端に少ない。
(近隣では一戸のアパートがあるだけ)
お屋敷が多いから一軒一軒配って歩くのも大変だし、
かといって車で配達もガソリン代がバカにならない。
だから、この街の人たちは私書箱の設置を余儀なくされる。
自分で取に来いってこと。
車のある人はいいけど、
もし、お取よりで自分で運転できなくなったらどうなっちゃうの?って心配になる。

ま、そのうち何かが変わるだろうって淡い期待をもって毎日を送ろうと思うのだ。
by immigraca | 2014-10-05 12:26 | 風景 | Comments(0)

終の棲家を見つけるまでの生活。そしてカナダへ落ち着いてからの日常の一コマを紹介。2006年4月~2013年1月までの過去ブログは  http://elvisjade.exblog.jp/  


by immigraca