今年初挑戦したこととその副産物
2017年 12月 04日
海外に住んでいると手に入らない(入りにくい)物をどうにか手作りしようと努力する。
今までもそうやって、いろいろな物を作ってきた。
そんな物の一つ。
今年初めてチャレンジした物がある。
それは梅干し、梅漬けである。
だけど、こちらでは「梅」が手に入らない。
英語に直訳すればプラムだけど、日本の青梅がスーパーに並ぶとかいうこともないので
代用品を探さないと。
それで、9月になって出回ってくるレッドプラムというのを使ってみることにした。
これで代用できるかな?と思いつつ購入。
2つの実がくっついている物が多く、それを剥がしてから
しっかり洗って、陽に干して少々表面のシワシワができるように試してみた。
2つの実を引き剥がしたところから中の汁が出てきてせっかくのエキスがなくなるんじゃないかと。
それで、陽に干すのもそこそこに打ち切る。
クックパッドを参照にして、実に対して使う塩を量って投入。
⭐︎後で気が付いたんだけど、このとき、キログラムとパウンドの読み違えをして
塩を規定の倍量入れていた。数日後に下に溜まって塩をすくい上げた。
下の写真は塩をすくい上げる前の写真。沈殿している塩の量!すごかった。
綺麗なピンク色なのはいいけど、もっと色が欲しい。
庭のシソを入れてみる。
熱湯消毒したシソをだんだんと足して色が濃くなるまで続けた。
救済されたピンク塩とだんだん漬かってきたきたプラム漬け。
ただ、水分量は思ったほど上がらす、途中でリンゴ酢を足した後の写真です。
そして今も似たような感じで推移しています。
先日、大根を購入したんだけど、
お漬物が食べたくなって一塩してしんなりしたところに
このプラム漬けの液をかけてみた。
そうしたら、柴漬けのような味がして、その旨かったこと。
これはいい方法を思いついたぜ。
そして今日も柴漬けもどきを作るのであった。
⭐︎梅漬けの液が少なくなるので、時々リンゴ酢と塩を足して柴漬けの源の液がなくならないようにしています。
色も薄くなってきたので、ふりかけ用につくった「ゆかり」を漬物に直接振りかけてます。
美味しくてお茶飲みながらボリボリやってしまいそう。
ないならないようにいろいろ工夫してます。
一昔前は写真に写っている大根やキュウリも日本のような物は手に入りにくかった。
今はこの2つの野菜なら季節になればだいたい常備してあるので助かります。
来年はプラム漬けよりも、この液のために量産しそうな感じです。
by immigraca
| 2017-12-04 16:00
| 食べ物
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